おすすめしないバイトナンバーワン。
求人サイトで高収入のバイトとして募集されている「コールセンター
その実態とは・・・
コルセン

私は今まで様々なアルバイトをしてきた。
高1の頃から現在に至るまで、
大体50種類くらいのアルバイトを経験してきたと思う。
その中でダントツに辛かったアルバイト、
「コールセンター」について解説していきたい。

  逆境バイトレビュー 
 『コールセンター』期間2か月
モチベ       ★ ★ ★ ★ ★     0/5点
給与          ⭐⭐⭐☆★   3.5/5点
職場環境   ⭐☆ ★ ★ ★  1.5/5点
総合評価                             5/15点

フリーター、学生、現在バイト探しをしている人などは
是非参考にしてほしい。

コールセンターは精神的な苦痛
「キツイ」バイトというものを想像してみてほしい。
重い建築資材を運ぶバイト介護のバイトダンボールの積み降ろし
冷凍倉庫内、.....たしかにどれもキツイが
それは「肉体的なキツさ」だ。
筋肉痛になったり腰を痛めたりするが一時的で、それは大抵数日たてば元に戻る。
しかもそれらのキツイ仕事は確実に人の役に立っている。
介護スタッフの仕事も感謝してくれる人は必ずいるし、
冷凍倉庫のバイトも
(おお、このカニを運ぶことで幸せを届けているんだ!!)
と考えることもできる。
カニ鍋
心が温かかいとマイナス20度の倉庫内でも耐えることができた。


しかしコールセンターの仕事は精神を病む
そして一度病んだ精神は数日では戻らない。
え?コールセンターで何故精神が病むかって?
それは
自分が迷惑なことをしていると自覚しながら
迷惑なことをしなければいけないから

詳しい話は後ほど。
なので「俺は罪悪感なんて何も感じないぜ!!」という人は苦にならないと思う。

仕事内容はいたってシンプル。

①「マニュアル」と呼ばれた紙を渡される

②大量の家、携帯の電話番号が書かれたリストを渡される

③ひたすら電話し、「マニュアル」を読み上げる

④就業時間がくるまで繰り返し

マニュアルには、このときお客さんがこう言ってきたらコッチ→
というように言うセリフは決まっているのだが、

その紙にはお客さんが言うと想定されているものしか書かれていないので、
マニュアルに書かれていないことを言われるとどうしようもない。
しかもほとんどの場合がそう。
それを上司に聞いてみても、「いや、それ読むだけやから!」
しか言ってこない。テキトーすぎる。

manyuaru

これはなぜか。
基本的に売る商材はあまり価値の無い物が多いので
コールセンター会社の思考は「数を打てば当たる」なのだ。
なので買わない客に対する想定がマニュアルに書かれていない。

具体的に言うと

わたし「いつもお世話になっておりますwww!!〇〇の〇〇です!」
お客さん「はい?なんの用ですか???」
わたし「実はこのたびww!!新商品の△△が発売となりましてww!」
お客さん「そういうの困るんですけど」
わたし「今回なんと!お値段がwww」
お客さん「」がしゃん(電話を切る)

一回あたりこのような会話になる。
上司的にはこれで良いらしく、とにかく笑顔で笑いながらというのを強いられた。

コールセンターには電話をかけるリストというのが無尽蔵に蓄えられているのだが、
いったいどこからそんな大量の個人情報を入手しているのか。
どんな場合でも、安易に個人情報を書き込むべきではないと思った。

成績は壁に張り出される
ボード
出勤すると、業務の開始前にホワイトボードに
「顔写真」と「名前」、そして「ノルマのライン」を設定される。

電話で成約すると責任者がホワイトボードに成績を書いていく。
より多くの成約をとった者には「すばらしい!!」とか「Congratulation!!」とか
かかれたシールが貼られていき、
ノルマ未達成の者には無言の圧力がかかっていく。

成約したら罪悪感
私は電話をかけるとき、内心
(こんなクソ商品、買っちゃだめだ!お客さん!)と思いながら電話をしていた。
そのため商品が売れなくて責任者からの圧力が強かったが、私は耐えることができた。
しかし、どれだけ商材がゴミでも、買ってしまうお客さんはいる。
だいたい断れない人か、良い歳した老人である。
マニュアルにはひたすら押して押して押し切るような内容が書かれており、
また電話番号や住所の簡単な確認だけで成約してしまう商材もあり
「はい」といったら契約が成立してしまうのだ。
これが本当に心苦しかった。

コールセンターとお客さんの会話はすべて録音されており、
マニュアル以外の事は話してはいけない」ようになっている。
そのためバレるし、バレたら通話内容を
その部署で働いている全員に大音量で聞かせてさらし者にするというものを行っていた。

そんなバイト辞めればいいやん...と思うかもしれないが
コールセンターのアルバイトはだいたい数か月単位の契約なので辞めることはできない。
私の場合2か月だった。

これ半分詐欺か脅迫だろ・・・と怒りに震えながら毎日仕事をしていた。
ちなみに責任者に直接
「この文章のこの部分、勘違いで捉えれられる部分がありますよね。これじゃあ
絶対契約しないといけないって言ってるようなものじゃないですか?」
と言ったところ
「は?じゃあそのマニュアルは絶対正しいんだよ。バイトが口答えするなよ。」
みたいな回答が返ってきた。

成約しなくても罪悪感
たとえもし、お客さんが「いそがしい」と言っていても、電話をかけなければいけない。
「毎日毎日いい加減にして!!!!!」と言われても会社に「かけろ。」と言われる。
たとえ電話の向こうの奥さんが料理中でも、仕事の先の事務所でも、いつもあまり動けない老人しかいない家でも、電話を「かけろ」と指示される。向こうにとっては絶対に迷惑なハズである。毎日毎日出勤するたびに耐えがたかっ
た。
この仕事は社会に何の価値も見出していない、ただ迷惑行為を行っているだけ。と思っていた。
たまに話し相手が欲しいだけの老人の家に電話して、営業そっちのけで
数時間くらい太平洋戦争、安倍政権批判、原発問題についてマシンガントークを一方的にされたことがあったが、私的には良かった。普通に面白かったし。
その間は電話をかけることができないし。

そこで働いてる人ほぼ全員が幼い
やつれた顔で、若い学生アルバイトに必死に連絡先を聞こうと話しかけるオッサン社員。
エネルギッシュな顔で、この会社でがんばれば誰にも負けない営業スキルが身につく!!と熱く語る
20代社員。成約がとれなくてキーボードをバンバン叩くアルバイト。
なんなんだここは・・・
ここが社会の最底辺職場なのかと思った。
だって心さえ痛まなければばだれでもできるもんな・・・こんな仕事。

2か月のアルバイト期間を終わって
そんなこんなで2か月のバイト雇用契約が終わり、自由の身となった。
時給は1200円程でたしかに他のアルバイトより高いが、二度とするものかと思った。
その後バイト先から「人手が足りないのでもっといてほしい」と言われ
断るとバイト先に登録した電話番号に商材の勧誘の迷惑電話が来るようになった。
あとバイト先で知り合った女の子から「コールセンターの責任者にストーカーまがいなことをされている」と相談をうけたりと、どこまで終わってる職場なんだ・・・と呆れた。

終わりに
上記の理由からおすすめしないバイトナンバーワン。がコールセンターだ。
心に自信があって人に迷惑かけるの余裕・・・という人は試してみてはどうだろうか。
ちなみに社員よりアルバイトのほうが給与が良いらしい。