マネーの虎とは?

2001年から2004年まで放送されていたテレビ番組である。
その内容は、主に一般人が社長5人の前で新規事業のプレゼンテーション・質疑応答を行い、社長たちを納得させることができると数百万円~数千万円の出資を受けることができるという番組である。

応募して出演する人は様々であり、無事出資(マネー成立)を受ける人もいれば社長に罵倒された上不成立(ノーマネー)になる人も多い。今回はその中でも特に社長に激怒され
マネー不成立となった、コアなファンも多い「うどんの国から来た男」(樋口さん)の解説をしていく。

動画を見たことがない人は

「マネーの虎 うどん」と検索してみてほしい。
なぜ彼はここまで罵倒されなければならなかったのか。
なぜ彼は大声で「謙虚になれよ!」とまで言われたのか。

樋口さん
うどん
このうどんの人、樋口さんの当時のスペックを紹介したいと思う。

37際、牛丼チェーン店アルバイトで、2人のお子さんがいる。元サラリーマンでその後給食屋で働いていた。家で毎日おいしいうどんを作る研究をしている。

マネーが成立しなかった理由①
土地と店舗の両方の資金を要求したから。

このマネーの虎に出演する虎は本当に価値のあると思った人材+現実的に出資できる金額の人しかお金を出さない。番組を見ていると、マネーが成立しやすい価格帯は数百万円で、数千万円~1億円の希望額の時はあるものの社長がお金を出す可能性はかなり低い。社長たちもケチなのである。その中でこのうどんの人は土地代に店舗台をあわせた2000万円を要求した。普通は失敗した際のことを考え賃貸にするのがセオリーである。それなのに彼は自宅にしますとか宴会に使いますなど思いつきのように話した上2000万円という大金を要求したので、社長たちがお金を出す気を失った可能性が高い。また自己資金はあるのかと社長に聞かれたところ「今から探します」と答えているのでそれもマイナスポイントだ。

マネーが成立しなかった理由②
会話の際、全て社長の言葉を否定したから。
動画のどの社長とのやりとりを見ても、うどんの人は自分の意志を曲げず社長の言葉を受け入れようとしなかった。たとえば資金計画書が滅茶苦茶だった時、社長の一人が「これではあなたが教わったという人を馬鹿にすることになる」と言われた際「そんなことない。」と言い切ったり「失敗したらどうするのか」という質問に対しても「失敗はしない」と言い切った。彼の中には根拠の無い自信があり、終始社長の言葉に反抗した。「スイマセン」と一言でも言えばいいのに言わず、最後まで反抗的な態度をとった。

マネーが成立しなかった理由③
最後までマネーが成立すると疑わなかったから。
社長が「これでは恥をかくことになりますよ」と言って本人のために終わらせようとしたのに、うどんの人は「ちょっといいですか」とまだ話続けようとした。これは社長が投げた助け舟を投げ返す行為であり、この社長、小林敬(44)を激怒させることになる。ちなみにこの「ちょっといいですか」の話は息子に重い障碍があるという話で説得させようとしたのもマイナスポイントである。最後に吉田栄作に「今回は、マネー不成立です」と言われた瞬間になってやっとお金が貰えないと理解した。普通の人は社長に怒られた段階で諦めるのだが、吉田栄作に言われるまで本気で諦めていなかった。そして何か一言ありますかと聞かれた時、「目の前の人達はお金をださない」という認識しかなかったので「もう決まりましたんで別に構いません」とふてくされた態度で捨て台詞を吐いた。謙虚さも足りなかった。

マネーが成立しなかった理由④
冒頭の動作が卑猥だったから。
冒頭の「ピンピンとしたコシのあるうどん」という表現をする際に、右手を握りしめ上下に動かした。この動作ははたして必要があったのか?このジェスチャーの後、社長の一人である高橋がなり(43)はあからさまに嫌な顔をしている。この高橋がなりはアダルトビデオメーカーの社長で、その動作が何を意味するのか一瞬で理解したのだろう。そしてがなり社長はこの人のうどん食べたくねえ・・・と食欲を削がれた可能性が高い。

どうすればマネー成立できたのか考えてみた

①おいしいうどんを実際に持ってきて社長に食べさせればよかった。
このマネーの虎の収録部屋は調理をすることが可能であり、実際に調理をして社長に食べさせる志願者もいた。本当に味に自身があったのなら持ってきて食べさせればよかったのだ。

②家具職人と一緒に出演したらよかった。
このうどんの人が最低の志願者と言われているが、逆に最高の志願者というのもいた。それが手作りで家具を作る家具職人の志願者(とても謙虚)であり、その時は社長が三人で取り合いをした。なのでその家具職人と一緒に出演をしていれば謙虚になれよと言われることもなく、マネー成立の可能性はあっただろう。

③出演する社長が全員貞弘社長だったらよかった
このマネーの虎の社長は、毎回誰が出演するのかがランダムであり、社長の中でも全く金を出さないひねくれ社長もいれば、優しい社長もいる。その優しい社長が貞廣社長である
今回のうどんの回の場合、

堀之内社長(いつも金出さない)
川原社長(金ださない)+飲食に厳しい
加藤社長(金出さない)+飲食に厳しい
小林社長(金ださない)+飲食に厳しい
高橋がなり社長(普通) 

という5人で、かなり運が悪かったと言える。
高橋がなり社長が唯一の望みだったが、うどんの人は怒らせてしまった。
これが

貞廣社長(お金出す時は出す)+優しい
貞廣社長(お金出す時は出す)+優しい
貞廣社長(お金出す時は出す)+優しい
貞廣社長(お金出す時は出す)+優しい
貞廣社長(お金出す時は出す)+優しい

という5人だったらマネー成立していた可能性も高い。(適当)
しかしやはり一番は、謙虚になっていたら良かったのだろう。
 
うどんの人(樋口さん)のその後
うどん
なんと彼はその後成功していた

番組で宣言していた通り、現在日野でうどん屋さんを経営している。

価格帯も安く、おでんなどはセルフで選んで100円で食べられる。
まさに有言実行する漢である。
行き当たりばったりだが諦めない心、根拠の無い自信など実は成功には必要な要素なのかもしれない。




ちなみにうどんの人に「謙虚になれよ」と言った小林社長は破産した。
人生ってわからないもんですね。