今日、前々から購入したいと思っていた『ビッグイシュー』を買うことができた。

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ホームレスが販売する350円の雑誌というのは知っていたが、財布に350円が入っていなかったり、販売員の方に話しかける勇気が無かったり、買おうと決めたときにいなかったりして今まで買うことができなかった。

ビッグイシューを売っている販売員の方を見るとただただ尊敬する。寒い中「ビッグイシューいかがですかー」と何時間も声を出しながら立って、お客さんが来るのを待っている。多くの人に無視され通りすぎられても続け、本当に苦労と努力をしながら生きているのだと思う。人生にどんなドラマがあったのかは分からないが、生活保護にも頼らず自分で生きようとする意志は敬意の感情しかない

そして疑問が1つ。

ホームレスの人たちは一体どこで寝ているのだろうか

この二月の夜の寒さの中路上で寝るというのはあまりにも険しすぎる。私もネットカフェ生活をしていた時期があり1度だけ公園のベンチで夜を過ごしたこともあるが解放感と恐怖と寝心地の悪さで一睡もできなかった。ホームレスの生活を体験したことがないので分からないが恐らく想像以上に過酷なのだと思う。

そんな気持ちもあり私は350円を握りしめて駅前でビッグイシューの販売員に声をかけた。

「一冊ください。」

その瞬間、その販売員の方の顔がパッと明るくなったのを覚えている。

そして「こんな夜中にありがとうございます」と丁寧に言われた。

私は少し話を聞きたいなと思いつつ邪魔になったら悪いと思ったので

「頑張ってください」と一言だけ言って立ち去った。

その言葉は自然に出てきた言葉だった。苦しい時に一人でも支持をしてくれる人がいれば気持ちは大きく変わる。そんな経験をしたことがあるので咄嗟に言った。本当に頑張ってほしい。私には雑誌を買うことしかできないが、どこか自分と販売員の方を重ね合わせ幸せになってほしいと切に願った

購入したビッグイシューのページは30ページと思ったより軽かったが、ページに文字がぎっしり詰まっていて読みごたえがある。また雑誌は手渡しではなくしっかりとビニール袋に入れて渡されたことも好感を持った。

そして驚いたのが雑誌の中に手紙が入っていた
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この手紙だけで350円以上の価値はある

そこには購入のお礼と販売員の方の流ちょうな字で近況報告が書かれていた。おそらくこの手紙は販売員の方によって異なると思うが、読んだときに私は本当に苦労なさっているんだと思った。病気と環境の二つの逆境に苦しみながらも改善をしようと前に進む姿勢は見習わなければいけないと思ったし、心にも響いた

私一人の売り上げがこの人の人生を変えられる訳ではないが、もし次もこの人に会ったら購入するつもりだ。350円は高いが価値のある出費だと思った。

しかし同梱してあったもう一枚の紙には衝撃的なことが書いてあった。
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経営状況悪化の為4月から450円に値上がりすると書いてある。

ええーっ!

確かに値上げをすると一冊当たりの販売員の方の取り分は増えるが、全体で売り上げが落ちてしまう可能性もあるんじゃないか

...いや?そうでもないのか?

このビッグイシューを購入する人は値段や本の内容よりも販売員の支援を目的で買う人が多いと思うから、一気に売り上げが落ちることもないのかも

まあとにかく一人でも多くのホームレスの方が職と家と飯を得られるように心から祈っている。










.....前澤社長へ、日本のホームレスの数は5000人と言われているが

1000人に100万渡す企画をするなら全ホームレスに20万渡してくれ.....
ベーシックインカムの実験とかどうこう言ってたけど、所詮は影響力を増やすための企画ってはっきりわかんだね(八つ当たり)



.....人のお金の使い方に文句は言えないが