「寝ているときが一番幸せ」と思う人は少なくない。

私は昨日ブログを書くのをサボったおかげで12時から昼の2時までの14時間眠ることができた。最高の気分だ。

布団に入って目を瞑り、眠りに落ちる。そしていつの間にか目が覚める。

まさに至福の時間である。

しかし眠っている時というのは多くの人は覚えていない。人は意識がない状態なのに、どうして幸せと思うのだろうか。

記憶もない状態の時なのに、「あのときは最高」と言えるのは何故なのだろうか。

科学的には脳の機能や身体が休まるから幸せを感じるのだろうが、私は他にも理由があると思う。

それは身体から生ずるあらゆる欲求や煩悩、雑念が存在しないから幸せを感じるのだと思う。

仏教で言う悟りの状態に近いのかもしれない。

私達は年をとるごとに欲望や不安をその身体に蓄積させる。そしてその恐怖や煩悩が全てない状態が眠りの状態である。

だから眠ることが幸せなのである。

そんな意識の無い状態に幸せを感じていると「死」の状態と比較してしまう。

死ぬことも意識が無い状態であるし、眠るようものと同じで苦痛なんて無いんじゃないかと。

それなら死ぬことも悪くないかもしれないな.....と一瞬思ったがそれは間違いだということに気づいた。

何故なら「意識の無い状態を幸せと感じる」ことは意識が無ければ不可能であるからだ。つまり生きていなければ睡眠を幸せと感じることはできない。

睡眠は存在する時間の中でなにも考えず思考をクリアにするからこそ幸せを感じるのであり、永遠に"意識が存在しないこと"そのものを楽しんでいる訳ではない。

子供の頃手術で全身麻酔をしたことがあるが眠る感覚というよりは時間そのものがブッ飛ばされたような感覚で次の瞬間には目が覚めていた。あの感覚が死ぬことと同じなのかもしれない。

そして考えてみるとあの無の感覚の中に眠る時のような幸福の感覚があるとは思わない。不幸があるとも思わなかったが。

だから死に急がず生きる。死に急がなくても、その瞬間は必ずやって来るのだから。

間違いなく言えることは、生きている者は"無"ではないということ。生きている"有"の状態から無になることはできるが、無の状態から有の状態になることは決してできない。

なぜ自分が生まれ生きているのか。まだ見つけることはできないが生きていることに意味があると信じて生きていきたい。



.....二度寝するか。


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