イラスト.clipういおお



「戸塚ヨットスクール」という施設をご存知だろうか

不良や引きこもり、不登校の少年を集め暴力の伴うスパルタ教育で真人間に更生させるという一時期社会問題化したヨットスクールだ。

私は今まで名前は知ってはいたが、その実態や詳しい内容は知らなかった。

この動画は現在の戸塚ヨットスクールの状況を鮮明に語る衝撃的なドキュメンタリー動画だ。

本当に衝撃的すぎる、全て見終わった後心に黒い跡を残すことになるが見る価値のある動画である。


この動画の内容はさておき、私の感想を言う。

不登校、ひきこもりの問題は非常に深刻な問題だ。世の中には行き場を無くし両親にまで暴力を振るう者達もいる。

現在そういった人たちを救う支援の制度や施設は少なく、ご両親はこのような行き過ぎた施設に最後の救いを求めて頼るのかもしれない。

しかし、戸塚氏のやり方は間違っている。

そう思ったのは動画で子供同士のいじめを容認しているシーンだ。

あれはスクールが体罰ができなくなったからその代わりの行為として黙認しているのだろうが、あれが全ての間違いを物語っている。

戸塚氏は生徒達の心と精神を鍛えるため、真人間にするために厳しい体罰をしてきたのではないのか。

しかしいじめを認めるということは、自分よりも弱い者なら何をしても良いということを認めることと同じである。そんなことをさせていて心と精神は全く成長しない。

むしろ汚れていく。
(映像途中で三日で自殺した女性も、いじめや嫌がらせが原因だった可能性もある。)

私は人間の本性を決めるものは人が見ていない状況での自分だと思っている。

今の戸塚氏のスクールは厳しいスクールでの長期生活を乗り切らせることだけを手段とし、その過程での自分や人との繋がり方、接し方は重視されていないと感じた。

せいぜいオカリナの演奏と料理の準備くらいか。

動画では人との接し方は単なる力によって決まっていた。これでは学校のいじめや悪の構造と変わらない。


つまり言いたいのはの心が抜け落ちているということだ。

聖徳太子が何を言ったか。和の精神ですよ。(真面目)

聖徳太子が作った十七条憲法の1つ目に大切なことが書かれている。
聖徳太子が十七条憲法を制定したのは、当時の政治家や官僚に守るべき心得を示唆するためでした。その第一条で「和の精神」こそが智を啓き、道徳心を養う根本であるとしましたが、香順先生はここに教育の普遍的で根源的な姿をみたのです。
 この「和の精神」は、太子が帰依していた仏教と、中国から伝来していた儒教の融合から生まれた思想ですが、もともとは「礼の用は和を貴しと為す」という論語の一節が原点でした。
 その論語の中で孔子は特に「礼」を重視し、上に立つ人間が、下の人間に対して礼をもって接すれば、自ずと下の人間にも礼の大切さが身についていくと説いています。ただ、それだけでは人間関係が円満にならないので、「和」を心がけようとも説いたわけです。「和」とは、なごみであり、親しみであり、穏やかさであり、助け合うことであり、他人を思いやることです。

力の強さが上下関係、人との接し方を決めるという教育ではなく、自分も他人も敬うことが大切だという教育をするべきである。

これが抜けているからこそ動画では現在の戸塚ヨットスクールの生徒達が上手くいっていない様子が映し出されている。

そんなことを言ったら戸塚氏に甘いと言われそうだが、動画を見る限り体力と筋力はヨット訓練でつくのだから礼の心や心の鍛え方、人間関係を大切にする教育もするべきである。

これでは体罰をしていた時のスクールの方がまだマシだ。間接的に体罰をする、いじめを容認して子供を体罰の道具にしている今のスクールは潰れたほうが良いのではないか。





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