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スクールデイズというアニメ

スクールデイズというアニメをご存知だろうか。
 
詳しくはこの違法アップロードされた上記の動画を見てどうぞ。

嫌いな主人公ランキング1位にも度々選ばれることも多い伊藤誠という主人公が登場することで有名なこのアニメは、簡単に言うと彼が色んな女性と肉体関係を持ち、ヒロインの1人に刺されるという話である。

過去に見た方は「あぁ、あの主人公がクズで刺されるやつね」という印象しか無いかもしれないが、私は1つ伝えたいことがある。

それは登場人物に「本当の悪人」はいないということである。

本記事ではその理由を説明していく。

※ちなみに私はアニメしか見たことが無いのでこれはアニメ単体を見ただけでの解説なのであしからず。

一人ずつ簡単にその理由を解説

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まず伊藤誠を刺した西園寺世界は最初から純粋に彼が好きなだけの純粋な少女である。

序盤で桂言葉と伊藤誠の仲を取り持とうとはしたものの目的はその一件を通して伊藤誠と近づくためにあった

しかし本当に誠と言葉が付き合うとその気持ちを消化することができず誠にキスした。

しかしそれは彼女なりの伊藤誠への未練の断ち切り方でありそれで全てを終わらせるつもりだった。

ここまでが彼女の本心の行動であり、その後は曖昧な態度をとる誠に翻弄されただけである。

伊藤誠さえいなければ桂言葉に復讐されることもなかったただの一般人である。

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次に伊藤誠は最初は誰も好きでは無かった。

言葉への気持ちも”気になる程度”であり、それを世界に近づくための材料とされたことによって誠と言葉は微妙な気持ちのまま恋人関係になってしまった。

しかし本心では思春期の為、性的な魅力があるか・無いかという目でしか女性を見ることができず、その欲求をサクッと満たすことのできる西園寺世界が目の前に登場したことによって不運にも【恋愛=性的欲求を満たせるかどうか】という歪んだ価値観を持つようになってしまった。

西園寺さえいなければ普通に高校生活を送っていたハズである。

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桂言葉は完全な被害者である。本来伊藤誠と西園寺世界が繋がれば良いだけの話だったのに、世界にキッカケ作りとして利用されたことにより完全に巻き込まれた形になってしまった。

しかし彼女なりに伊藤誠を好きになる努力をしたが、心と身体で繋がっている世界と誠には相手にされなかった。

繰り返すが完全な被害者である。

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世界の友達として登場した清浦刹那は言葉の境遇を知らずキツい態度をとったがそれは世界の身を案じて行動しただけである。

作中では真面目そうに見えるが空回りした上、野獣と化した伊藤誠に弄ばれた。

しかし伊藤誠が野獣化したのは西園寺世界をきっかけとする周りの環境の要因が大きく誠を責めても仕方がない。

よって刹那も一般人である。

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誠の中学の頃の同級生として登場する加藤乙女も刹那と同じく経緯を知らないまま勘違いで行動しただけである。

伊藤誠と行為に及んだのも互いの利益が一致しただけで別に悪いとは言えない。

誠の本性を知りすぐ退いたのを見ても彼女も普通の人間である

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頭にイカリングをつけた黒田光も登場回数が少ないので詳しくは分からないが、ただの股の緩いだけの学生で悪人では無い

澤永にずっと告白しなかった故に言葉が襲われる結果を招いたのは失態だが。

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桂言葉をいじめていたこの女3人集は、作中では文化祭の役を押し付けるなど嫌がらせをしていたもののそこまで酷いいじめは確認されなかった。

こちらもただの緩くて性格が悪いだけの人で悪人では無い。

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最後に誠の親友である澤永泰介という人物がいるが、選ぶとすれば彼が1番悪人に近い。

伊藤誠は複数人と関係を持ったものの無理やり行為に及ぶようなことは一度も無かった。

その一方彼は放心状態の女性を襲った点では1番外道である。

伊藤誠の関係人数の多さに埋もれてはいるものの、彼の行った行為は到底許されるものではない。

なぜあのラストになってしまったのか

❶登場する男性キャラクターが少すぎる
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これはハーレムアニメにも共通するのだが、まともな男性キャラクターが主人公と数人くらいしか登場しないことに原因がある。

誠の他にも魅力的な男性キャラクターが登場していれば、伊藤誠を選ぶ・もしくは孤独という二者択一
になることは無かった。

この作品で登場する女性キャラクターは誠と澤永というカレー味のウンコか、ウンコ味のカレーかという究極の二択しか選択できず必然的に伊藤誠に引き寄せられている。

他にまともな男性キャラを登場させなかったという時点でバッドエンドが確定していたようなものである。

❷玄関でキスをしたから
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アニメ終盤で世界の目の前で誠が言葉とキスをするこのシーン。

これが決定打となり世界の中で何かが壊れた。メールで誠が堕ろすように伝えるシーンもかなりの決定打なのだがこちらも重要だ。

伊藤誠はこの場面までは、あらゆる女性と関係を持っていたものの全て見えない所で行い最低限の配慮はしていた。

しかしこの場面では何故か精神的に追い詰められている世界の目の前で「めんどくさいから」「諦めてほしいから」「キスしたいから」という自分勝手な都合だけで行動に移っている。

その身勝手さが世界に伝わりあの惨劇を引き起こしてしまったのだ。

この場面で今までの行いを真摯に謝罪するか、せめてキスをせずに世界を家に招き入れ3人で話し合えば惨劇は免れた。

その決定権を握るのは渦中の人物伊藤誠ただ一人であり、自らその最後のチャンスを捨ててしまった。


しかし彼がそのような性格になってしまったのは世界を通じて始まった「初めて知る快楽」や、数々の偶然の結果によって思考能力を奪われたからである。

下半身でしか考えることができなくなった彼はもはや1話に登場した伊藤誠ですら無く、刺されたのは当然の結末だと言えよう。

スクールデイズが伝えたかったこと

可哀想な兄を持つヤンデレ妹bot (@6taichi4K) | Twitter

「誰しもがその環境さえあれば、伊藤誠と同じように快楽に飲まれ破滅する」と言いたかったのではないか。

元ネタは成人向けゲームだが、この作品は快楽ばかりを求め続けるプレーヤーに対しての警鐘を鳴らしていたのである。

スクールデイズ→「誠〇ね
」という意見が一般的だが、私たちは彼を通じて己の欲深さを見ているのかもしれない。



おわり