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大人になってから気がついた。

ウォン・リーのような大人の重要性を。


ウォン・リー。

私がガンダム登場人物の中でカテジナさんの次に好きなキャラクターだ。

ガンダムの主人公であるカミーユ君をボコボコにするシーンを見たときには「なんだこのオッサン!?」と思ってウォン・リーが100%悪いと思ったが

大人になって見たら100%カミーユが悪いなこれは。

子供目線で見るとただの理不尽で暴力的なオッサンだと思うが、大人目線で見ると口論という子供の土俵に立たずただ殴って謝罪を要求するという解決への最短ルートを辿っていることに気がつく。

なぜ口論をせずに殴って謝罪を要求することが最短ルートなのかというと、子供と大人では議論にならず口論になってしまうからである。

子供は自分の都合で嘘もつくし、その時によって主張もねじ曲げる。例えばカミーユ君だと「暴力はいけない!」などと言っておきながら、陰口を言われただけで見知らぬ大人に殴りかかる。

このように子供はその時々によって都合の良いように話を変えるし、大人と子供、つまりウォンさんとカミーユ君では議論にならない。ウォンさんはそれを知っているので遅刻してきた理由も聞かず最善である殴るという行為をした。

両親共働きで育児放棄をされてきたカミーユ君にとったら衝撃的な出来事だったかもしれないが、もしもウォンさんがカミーユ君の父親だったら部活もサボることも無かったし、マークIIをパクってエゥーゴに入ることも無かったし、精神崩壊もしなかっただろう。

ウォン・リー。

単なる理不尽で口だけの体罰教師ではなく、時には体を張って生徒を守り、言葉は多く語らず背中で語る漢。

彼こそが今の教育現場に必要な存在では無いだろうか。